第十三回東方SSこんぺ(アメリカ)

三途の川のほとりでホットドッグを

2014/03/09 22:17:45
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 御阿礼の子として、今までに八回の人生を送ってきた。そして今、九回目の人生を送っている最中の私は博麗神社に来ていた。
 何でわざわざ里から神社まで遠路はるばる、それも天へ向かって伸びているかと思えるほど長い階段を必死こいて上ってきたかと言うと、幻想郷縁起の編修に霊夢さんの話を聞く必要があったからだ。
 私はいつだって幻想郷縁起の編修に追われている。言ってしまえば、私の人生はこの作業を行うためにあると言っても過言ではない。私の頭もその中に入っている記憶も、本来なら子を産み育てるべき女としての体も、全ては縁起に捧げられる。
 私の人生に必要なのは三つ。紙と筆と墨。たったそれだけ。
 息を切らせて上ってきた私を、掃除の途中だったのか、箒を両手で掲げ大きく体を伸ばしていた霊夢さんが迎えてくれた。
 神社の中、霊夢さんが客間として使っている部屋へ移動すると、私はさっそく本題に入る。縁起の編修のためにちょっと伺いたいことがあります、と切り出す。
 が、それ自体はここまでの長い道のりは何だったのだと言いたくなるほど、すぐに終わった。結局は私の知りたかったことは霊夢さんも知らなかったからだ。妖怪と交流関係の深い霊夢さんなら知っているかと思って期待したのだが、当てが外れてがっかりする。
 階段の上りに疲れ切ったふくらはぎを揉みながら、霊夢さんが出してくれたお茶を啜る。帰りのことを考えると憂鬱な気持ちになった。
 と、そんな私の気持ちには構うことなく、霊夢さんはこんなことを言う。

「あんたって今までに何回も転生してるんでしょ。前から思ってたけど、それって妖精と似てるわよね。あいつら、何度倒しても蘇ってくるし」
「あんな下等生物と一緒にしないでください。ただでさえ縁起の編修に一生を費やしている私の人生が、余計みじめに思えてきます」

 私が言うと、霊夢さんは意外そうな顔をする。

「縁起の編修する作業は嫌だったの? てっきり阿求は好きでやってるのかと思ったけれど」
「やりがいはあります。大切な役割だと思ってますからね。ただ……」

 私はそこで少し言いよどみ、一度お茶を口に含んだ。

「もし違う人生、御阿礼の子としてではなく、普通の人間としての人生を歩むことができたら、自分はどうなっていたんだろうな、と考える時はあります」

 すると彼女は興味深そうな瞳を私にまっすぐに向ける。

「ふうん、そう。じゃあ、もし御阿礼の子と普通の人間としての人生、二つの内どちらかを選べるとしたら、どうする?」

 私は少しの間、黙った。二つの内どちらかを選べるのなら。そんな妄想をしたことが今までにないと言ったら嘘だ。縁起の真っ白のページに文字を書き入れている時、寝ようと思って布団の中に入った時、お昼ご飯のそばを啜っている時、そういう妄想が突然わき上がることがある。だけどそんなことに何の意味があるのだろう。妄想は妄想に過ぎず、それが現実の世界に影響を与えることはない。
 だから私は彼女の質問に答える代わりに、

「霊夢さんは博麗の巫女という役割を担っていますよね。もし博麗の巫女と普通の人間、選べるとしたらどうしますか?」
「別に。どちらでも」

 と彼女は少しの間も開けずに答える。あまりの素っ気なさに拍子抜けする。

「霊夢さんは……、巫女としての自分の人生に、満足しているのでしょうか?」
「満足してるわよ。何の不自由もないし。特に困ったことはないわ」
「異変を解決するのは大変じゃないですか」
「そうねえ。まあ、確かに面倒ではあるけれど、それは仕方ないとあきらめてるわ。だって、農家の人が田植えをするのが面倒だと言ったって、それはどうしようもないでしょう? それと同じよ」

 この人は、博麗の巫女という大役について、そこらの農家と似たようなものだと言う。一体どういう思考回路をしているのだろう。私にはまったくわからない。私と同じように幻想郷において一つの特殊な役割を担っているはずの彼女は、私とはまったく違う考え方をする。
 霊夢さんは、役割に囚われていないのだ。私は縁起を書くために生きているが、彼女は博麗の巫女の役割をこなすために生きているわけじゃない。
 彼女はあくまで自由だった。何にも縛られることなく、彼女は大空を好き勝手に飛び回ることができる。役割にがんじがらめにされて、空を飛ぶことすらできない私とは違って。

「博麗の巫女だろうが農家の娘だろうが、私は私のまんまだったでしょうね。日向でお茶を飲んで、ゆっくりのんびりするのが好きな、一人の女の子よ」

 霊夢さんはそう言って微笑む。私は彼女のことが羨ましいと思った。

「霊夢さんは、アメリカ人みたいですね」
「はぁ?」

 なんのこっちゃ、という顔を見せる彼女に、

「自由だなーと思って」

 私はそう言ってそっと笑顔を作る。ちょっとだけ彼女に嫉妬しながら。

「あのねえ、二つ言いたいことがあるわ。まず一つめ。あんただって十分自由でしょうに。好きな物食べて、好きなことをして。ちょっとくらい気に入らないことがあったって、そんなの誰だって一緒よ。我慢しなきゃいけないことは誰にだってあるもの。それと二つめ」

 霊夢さんは手を私の眼前にやると、指を二本立てた。

「アメリカ人だからと言って、自由とは限らない」



 そんなわけで私は博麗神社を後にしたのだけど、帰りの道は比較的楽に帰れた。なんてことはなく、行きで消耗した体力は完全には回復せず、下りの階段は上りほどつらくはなかったものの、それでも私のか細い脚にはかなりの負担がかかった。里に着いた頃には満身創痍だ。絶対にあの神社は立地的におかしいと思う。人を避けてるとしか思えない。
 私の帰りを出迎えてくれた女中に文句をぶつぶつ言いながら、着替えを済ますと、愛用の座布団に腰を下ろす。途端に体の力が抜け、立ち上がるのさえ億劫になる。縁起にはまだまだ書きかけのページが残っている。続きをやらなければいけなかったが、もう疲れてとても作業ができる状態じゃない。
 私はぱたんと畳の上に寝転がる。
 霊夢さんが言っていたことを思い出す。あんただって自由でしょうに、と。
 違う。私は、自由なんかじゃない。私の人生は、縁起を編修するために生み出される。生まれた時点から、私の運命は決められている。死んだ後も同じだ。再びこの世に生を受けて同じ作業をするために、転生の準備をしなければならない。
 私はこれからもずっとこの縛られた役割の中で生きて死んでを繰り返していく。みんなが真っ白なキャンバスを手渡されて、好きな物を描いていいわよ、と言われている中で一人だけ、あなたはこの絵を描きなさいと命令されている。だって、あなたの頭も体も全てはそのために作り出されているのだから、当然でしょう、と。
 私はそれが嫌だった。
 私だって自分の好きな絵を描きたかった。この頭もこの体も、何かのためにじゃなくて自分自身のために作り出されたかった。自分のための人生を享受したかった。
 この場所からはるか離れた地、幻想郷の外、太平洋のずっと向こう側にある、自由の国アメリカ。そこに行けたら、私はこの呪縛から逃れることができるだろうか。自由の象徴である女神の膝下で、自分自身のための人生を謳歌することができるだろうか。
 もし次の人生を選べるとしたら、私はアメリカ人になりたい。何か特別な存在ではなく、ごく普通のアメリカ人に生まれたい。
 疲れていたせいか、私はいつの間にか眠っていた。女中が晩飯の準備ができたと呼びに来て、そのことに気がつく。疲れていた私のことを気遣い、女中は部屋に料理を運んでくれた。和風的な料理はどれも味わい深くて美味しかった。だけど私が食べたかったのは、もっと大味な物だった。
 その思いは次の日になっても消えず、しかしわざわざ女中に頼んで作ってもらうのもはばかれた。どうしたものかと考えながら昼前の人里を歩いていると、ふと顔見知りを見つけた。白と黒の格好に、長い金髪。霧雨魔理沙だ。
 これはちょうど良いと私はすぐに声を掛ける。

「ご機嫌よう、魔理沙さん」
「おう、阿求か。久しぶりだな」
「ねえ、魔理沙さん。これから何か用事でもありますか?」
「どうしたんだ急に? 別に用という用はないけれど」
「そうですか。それは良かった。ねえ、ちょっとお願いがあるんですけれど」

 私が言うと彼女は少し訝しむような表情を浮かべたが、お願いの内容を伝えると、

「なんだそんなことか。それならおやすいご用だぜ。この魔理沙さんに任せときな」

 二つ返事で了承してくれた。
 私が何を頼んだかと言うと、ある場所まで運んで欲しい、ということ。
 彼女はすぐさま箒に跨るとその後ろに私を乗せた。私が魔理沙さんのお腹に腕を絡めると、足が地面から離れた。そう思った時にはすでにはるか空高くまで飛び上がっている。振り落とされないように気をつけろよ、と言う彼女に私は絡めた腕に力をこめて返事を返す。慣性の法則で私だけ置いてけぼりにされるなんて勘弁だ。
 さすがはスピードに自信を持っている彼女のことだけあって、移動速度はかなり速かった。下方の景色が次々と変わっていく。
 おさげを風でなびかせながら魔理沙さんは後方の私の方へ顔を向ける。

「大丈夫か?」
「ええ、大丈夫です」

 大きな声でそう答えると、彼女は笑みを作る。
 そんな時に疑問がよぎる。人当たりの良い彼女が、なぜ魔法の森で一人暮らしているのだろう。特にためらう理由もなかったので彼女にそのことを質問してみる。すると彼女は前を向きながら、

「やりたいことがあったからさ。あそこにいたんじゃ、できなかったから。だから飛び出した。文字通り飛んで出てきたよ」

 あそことは実家のことだろう。彼女は自分のやりたいこと、目的のために今までいた場所を捨てて、新しい場所に居を構えた。自由を手にするために新天地を求めたというわけだ。

「ためらいはなかったですか?」
「全然なかった。むしろ希望に溢れてたね。自分はこれからどうなるんだろう、どんなことができるんだろう、ってね。とにかくわくわくしたよ。その気持ちは今も変わってないけどな」

 たかが人間の小娘が瘴気漂う魔法の森で普通に生活を送っていることに驚くけれど、何よりもまずそんな所に住もうと思った彼女の行動力が一番の驚きだ。私にはとても真似できない。不自由から逃れたいという思いを抱きながらも、結局は何もできぬままに過ごしている私には。
 羨ましいです。口から飛び出した言葉は、風の音にかき消されて彼女にまでは届かなかった。
 目的地まではそれほど時間はかからなかった。目的地がどこかと言うと、それは中有の道。三途の川まで繋がっているこの道は、様々な屋台が軒を連ねるように揃っている。

「で、何しに来たんだ?」
「お昼を食べに来たんですよ」
「なに、それだけかよ」

 彼女は不満そうな顔を見せたけれど、ここまで送ってくれたのだからお昼くらいは奢ります、と私が言った途端に機嫌を良くする。
 様々な屋台を眺めつつ、道を進んでいく。食べる物はもうすでに決めてある。しばらく歩くと、目的の屋台が目に入った。
 と、そこである人物がいることに気がつく。

「あれ、霊夢さん」
「うん? 阿求に、魔理沙じゃない。こんな所で何してるのよ?」

 意外なところで出くわした霊夢さんが、私たちに顔を向けて尋ねる。

「私たちはお昼を食べに来たんだ。ランチだよ、ランチ。そう言うお前はどうしてここにいるんだよ? 神社以外で見かけるなんて珍しい」
「別に神社以外の場所にいたっていいでしょう。私だって偶には出かけたくなるものなんだから。ここに来たのはただの気まぐれだけどね」

 まだお昼を済ませていないと霊夢さんは言うので、せっかくだから三人で一緒に食べることにした。

「何を食べるの?」
「ホットドッグを食べようと」
「稗田のご令嬢がホットドッグかよ。もっとうまいもんを食いに来たのかと思ったぜ」
「偶にはこういうシンプルでチープな物を食べたくなる時があるでしょう。私は今そうななんです」

 自分の分とここまで運んでくれた魔理沙さんの分、ついでだから霊夢さんの分のホットドッグを買う。
 ここで屋台をやっているのは地獄に落とされた罪人たちだ。今こうして鉄板の上に並ぶソーセージを転がしている店主もその内の一人。彼は、生前に歩んだ人生を、地獄に落とされるくらいの悪行を積んだ過去の自分を、後悔しているのだろうか。こうして死んだ後で強制的に働かされることに、不満を持っているのだろうか。人生をもう一度最初からやり直せるとしたら、彼はどんな人生を選択するのだろうか。
 そんなことを考えながら、店主からホットドッグを三つ受け取る。
 せっかくだから三途の川でも眺めながら食べようぜ、と魔理沙さんが言うので、私たちは移動した。三途の川はすぐに私たちの前に姿を見せた。どこまでも伸び広がる巨大な川。向こう岸は霞んで見ることはできない。
 私たちはその川を眺めながら、ホットドッグを頬張る。
 霊夢さんも魔理沙さんも、大きな口を開けて、ホットドッグに豪快にかぶりつく。ソーセージもパンも、マスタードにタマネギにピクルスも、全部一緒くたに放り込んで、満足そうな顔を見せる。私はその様子を見て、また悲しくなった。
 ああ、彼女たちはやっぱりアメリカ人なのだ。自分自身に与えられた自由を享受するアメリカ人だ。
 私は彼女たちみたいにはなれない。縁起を編修するために生み出されたこの体は、必要にならない部分をごっそりそぎ落としてあるかのように、とても小さい。それほど大きくない霊夢さんと魔理沙さんと並んでも、私の小ささが際立つくらいに。だから、私はホットドッグに豪快にかぶりつくことはできない。私がそうしたいと願っても、この大きなホットドッグを、ソーセージもパンもそれ以外の食材も一度に全部口の中に入れるなんて、不可能だ。
 私は、パンに収まりきらずに横からはみ出していたソーセージにかぶりついた。私ができるのはその程度。ジューシーな肉汁が口の中に広がる。美味しいのが余計に悲しく思えてくる。

「この川の向こうには何があるんだろうな」

 突然そんなことを言い出す魔理沙さんに、霊夢さんはこう返す。

「死んだらわかるわよ」
「じゃあ、当分先になるな。死ぬ予定なんてないし」
「誰だってわざわざ死ぬために予定を立てたりしないわよ」
「確かにな」

 私はぼんやりと川を見ながら口を開く。

「この川の向こうには彼岸があります。特に何か面白いものがあるわけじゃないので、好んで行くような場所ではないですよ」

 そう、向こうには面白いものなんてない。
 私も死んだら、この川を渡ることになる。向こうでは閻魔様が待っている。閻魔様の許で百年間の奉仕が待っている。それが終わると、今度はまた新たな転生の作業が待っている。
 この川の向こうには、私を待っているものばっかりだ。理想の男性が私のことを待っていたり、自由の国アメリカの広大な大地が広がっていたりしたら、すごく嬉しいのだけど、現実はロマンの欠片もありはしない。待っているのは閻魔のしかめっ面とつまらない作業ばっかりだ。
 そんな未来のことを思って、ため息を吐く。
 私はこれからも、この縛られた人生の中で生きていくだろう。次の人生も、その次も。
 私たちの横を幽霊が通り過ぎた。幽霊は死神の船に乗り込んで、三途の川を渡っていく。少しずつ遠くなる姿を眺める。
 いつか私も向こう岸に渡らなければならない。命を失って、中有の道の途中でホットドッグを買って、それを頬張りながら、自分の人生について振り返る。
 その時になって、私は自分の人生に満足することができるだろうか。役割に縛られて、自由を感じることができなくても、ああ、自分の人生は良いものだったと言うことができるだろうか。
 できることなら、アメリカに行きたい。本当の自由を味わってみたい。だけどできない。私は稗田阿求だから。博麗霊夢や霧雨魔理沙じゃないから。もし彼女たちが本気でアメリカに行こうと思ったら、可能だろう。幻想郷の結界を抜けて、はるか彼方まで続く太平洋だって飛び越えてしまえるだろう。
 でも私には空を飛ぶ力も、自由になろうという意志も与えられていない。
 家に戻ったらまた幻想郷縁起を編修する作業が待っている。与えられた役割に忠実に生きなければならない。
 それが稗田阿求。
 つまり私。
 そして私は手元のホットドッグを囓る。
 三途の川の霞んだ景色の向こうに、自由の国を思い描きながら。
 ホットドッグを美味しそうに頬張る二人に、ちょっとだけ嫉妬しながら。




お題が難しかったですね。
間に合って良かったです。
あめの
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コメント



0.簡易評価なし
1.6百円玉削除
自分の人生に行き詰まった阿求のお話し。調理すれば美味しいとは思うのですが、食材が調理されずにそのまま出てきた感じ。もう少しお時間があればもう一転あったのかな? 
ちょっと半端な終わり方かと思いました。
2.4がいすと削除
題材がかぶりにかぶってしまった、そしてそのかぶった先が同様のテーマでボリュームとテクスチャがあるという・・・・・・うーん、不幸な作品って気がしてなりません。
3.6アメリカ探索者削除
自由を見つめる阿求がかわいかったです。
4.5削除
霊夢の、「アメリカ人だからと言って、自由とは限らない」の発言が後の伏線かと思ったが、そんなことはなかった気がした。自分の深読みのしすぎか?
5.5がま口削除
うーん。私個人の感想としては、阿求というキャラクターが思ったより暗いなぁ……です。
鈴奈庵での阿求は結構アクティブでそれなりに仕事も楽しんでいる様なので、そっちのイメージが先行して違和感を覚えてしまったのかも。
しかし阿求の境遇を考えてみると、そういう感情もやむ無しかなぁ、としみじみ感じ入ってしまいました。
誰しも難しいと感じた今回のテーマ、ご健闘に拍手させていただきます。
6.4烏口泣鳴削除
アメリカが自由とは限らないという事でしょうか。
阿求が鬱屈としていて良かったけれど、もう少し捻りがあれば尚良かった。
7.4エーリング削除
縁起の編集にかける一生。それが義務感からなるものであれば、窮屈な立場のように思われるでしょう。阿求の心境が伝わってきました。でも霊夢や魔理沙のように特別ではない、平凡な人の身には時に自由は重すぎる、とも思うのです。自分で道を作れず自由の重圧に押しつぶされる人たちから見れば、生涯レールに乗っていれば安泰な阿求の生き様は逆に羨ましく映るでしょう。
8.3みすゞ【5点満点】削除
少ししんみりするような。インパクトは薄めですが、ゆっくり丁寧に進められていて好印象です。阿求も自分の自由を見つけらるといいのですが……。
9.3矮鶏花削除
悩める少女の自分探し。そう考えれば後ろ向きな色が濃いのはわかるのですが、平坦な印象は受けました。他者との関わりがあっても結局は一人結論を出すだけの書き方や、前半で僅かに語られている「やりがい」との対比が希薄なせいなのでしょうか?
10.2ito削除
御阿礼の子の人生ってなかなか興味深いテーマを含んでいますよね。
与えられた運命とか、人生の短さとか、多くの人たちにとって共通の関心事。
そういうことに対して書かれたSSと思って読んでいったのですが、書き足りない部分が多いのではないかな、という印象でした。
阿求の気持ち、鬱屈、自由に対するあこがれが、作品の最初と最後で全く変化がない点は物足りなくて、すごくもったいないと思いました。
阿求が他人と関わる中でどう変わっていくのか、そこは筆をさいて書いて頂きたかったところです。
11.4みく削除
まだ倍以上書けたので、阿求が自分の運命とどう向き合うか、もう一歩踏みこんで書いて欲しかったです。
12.6あらつき削除
話のコンセプトがはっきりしていて、伝わってくる点が良い。
ただ、物語に御題を絡めるのに、少々強引な印象を受けました。
13.5deso削除
阿求が悩んでるだけで終わってしまったので物足りない。
いっそ阿求がキレてアメリカへ出奔するとかなら良かったんですが。
14.7ナルスフ削除
素直に阿求を書ききった佳作。
御阿礼の子としての苦悩に共感してしんみりしました。
一つ言わせてもらうならば、『ホットドッグ』を食べようと思うことに、もう少し伏線があればグーだったかも。
15.5文鎮削除
隣の芝生は青く見える、ということでしょうね…
いつか御阿礼の子がその役目から解放される日がくるのでしょうか。
16.8めるめるめるめ削除
阿求の感じるやるせなさがよく伝わってきてよかったです。
同じようなテーマの作品は過去にもいくつか読んだはずなんですが、不思議とこの作品は阿求との共感が強く感じられた印象でした。
17.5このはずし削除
読んでいて、ちょっとお題の消化に苦労してらっしゃる気もしましたが……。
でも三途の川でホットドッグを並んで食べる三人の光景は、一度思い浮かべるとなかなか忘れられそうにありません。
18.5名前無し削除
取り急ぎ、点数のみで失礼します。
19.6K.M削除
隣の芝生は青く見える、と。
20.6藤村流削除
三者三様、生き方の異なる三人が同じ場所で同じ食べ物を食べる、という自由。
ホットドッグ食べたくなってきました。